知っておくべきこと

農業を取り巻く環境はと問われると、間違いなく困難な状況と言えます。

 

日本において、昭和40年に70%あった食糧自給率は平成30年には40%に落ちているのが現状です。就農者の高齢化と減少、生活様式や食生活の変化、便利で忙しい現代では手間のかからない低コストな食べ物の需要が増えているなど、要因は様々考えられますが、昨今浮き彫りなってきたと思えるのが遺伝子組み換え作物を使用した食品の増加や、毒性の強い農薬を使用し生産されている作物が市場に並んでいるという事実ではないでしょうか。

 

既にGMコーンを原料にしたスナック菓子や清涼飲料水、GMコーンを飼料とする海外生産の牛肉が市場にのぼり食されていることはご存じだと思いますが、世界で一番食べているのは私たち日本人なのです。ラットにGMコーンを食べさせると4ヶ月目に悪性腫瘍が50~80%の割合で発症します。4ヶ月という期間は人間の13.3才に相当します。癌患者が2人に1人という時代に突入したのも頷けるというものではないでしょうか。

 

また、モンサント除草剤ラウンドアップのグリホサートの件は多くの人に知られるようになりましたが、日本で慣行栽培時に使用される農薬について、過去10年程前からネオニコチノイド(化学構造式がニコチンに似ている)系に完全シフトしていることはご存知でしょうか。1996年から2007年の間に使用量が3倍になっています。のこの農薬は浸透性が強く、散布すれば半径4キロに影響を及ぼす農薬であり、ミツバチが死滅することに深く関与しています。2006年アメリカのCCD事件が記憶に新しいのではないでしょうか。例にもれず日本でも同じことが起きています。

 

アインシュタインは「地球上からミツバチが死滅すれば、人類は4年あまりの命だろう」と警告しています。ミツバチがいなくなったら作物の受粉が儘ならないばかりか、農薬による他の小動物の減少により食物連鎖上における理も変化します。捕食される虫とスズメやツバメの関係が形を変え、まわりまわって、人間である私たちに還ってくるのは目に見えています。

 

浸透性が優れ毒性が強いということは、ふつうに水で洗って落ちないということ。食べて蓄積するれば何かしら人体に症状が現れる可能性が高いのではと考えてしまします・・・

ネオニコチノイド系農薬は、たとえるならプールいっぱいの水にほんの1敵ほどで脳神経を破壊する劇薬である・・・

ほんの微量でミツバチの脳神経が破壊され帰巣できなくて死滅・・・

人間においては癌や神経伝達系の障害(多動性障害、うつ病、引きこもり、記憶障害など)に影響していることがわかっています。

 

生活を営むのに物質的に何が大事かと聞かれたら、私は肉体だと答えます。健康でなければ安らかな心や、自分の思い描く人生などはあり得ません。

間違いなくみなさんの體はみなさんが口にしたものでできており、みなさんが食べるものによって、自らの細胞や精神にさえも影響を与えていると思います。

 

基本的に人体には農薬・添加物・化学物質は必要ないと思います。人は有機物でできているのですから自然なものを食べ、免疫力を高め、自然治癒力を増すことによって病にならないことを選択できるのだと思います。

 

自分や大切な家族の命は自分たちで守るときが来ています。目の前に並べられたものを引き受けるのではなく、嫌なものは嫌、いらないものはいらないと言っても良いのではないでしょうか。知らないことは罪であり、それは私たち自身を苦しめることになます。